ものをつくる仕事に興味があり、大学で学んでいた環境にも関わる仕事であることから、SHOWAヘの入社を決めました。仕事内容としては、主にコンクリート製品の開発を行っています。競合他社にはない、魅力ある製品（つまり、売れる製品）をつくることが使命です。お客様からオリジナルのオーダーを受けることもあります。

　開発というと、研究室にこもるイメージがあるかもしれませんが、実際は、社内各部署との連携はもちろん、大学と共同で研究することもあるので、関係各所との信頼関係作りが不可欠。意外にもコミュニケーション力、調整力が求められる部署なんですよ。

　入社2年目の時、展示会の技術発表会を担当することになりました。まだまだ知識不足ながら、生来のあがり症もあって、発表なんてとても無理…。しかし、発表は苦手だけれど、それを補うわかりやすい資料をつくれば良いと考えを切り換えたんです。必死で覚えたCG技術を駆使し、資料作りをした結果、発表自体はガチガチ（笑）でしたが、資料については認められ、なんとかミッションを完了することができました。このとき覚えたCG技術や、他人にわかりやすい仕事をするという発想の転換ができたことが、その後の仕事に活きています。

　開発に取り組んでいるからには、やはり「画期的な製品」と誰からも言われる製品を開発する事が目標です。